「ハワイで仕事をしながらサーフィンも楽しみたいけれど、毎日の生活リズムの中で本当に海へ行く時間が作れるのかな?」
ワーケーションや長期滞在を計画しているサーファーなら、一度はそう疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。仕事や家族との予定に追われて「結局一度も海に入れなかった……」なんてことには絶対にしたくないですよね。
実は私も、ハワイでの滞在を始めたばかりの頃はまったく同じ不安を抱えていました。「暮らすように過ごす」と言っても、実際の生活の中でどうやって波乗り(サーフィン)の時間を入れるべきか、生活リズムを作るまでは手探り状態だったんです。
こんにちは。私は毎年夏になると家族でワイキキに長期滞在しているハワイのリピーターです。観光地を駆け足で巡る旅ではなく、ワイキキのコンドミニアムを拠点に「旅行と日常が混ざり合った生活」を楽しんでいます。
2025年も7月26日から8月11日までの17日間、ワイキキに滞在してきました。子どもは現地のサマースクールへ通い、私は日本との時差を活用してリモートワークをこなしつつ、隙間時間や週末にしっかりサーフィンを満喫してきました。
今回は、私が実際に現地で実践した「週末6時&平日15時」のサーフィンライフと、それを実現するためのリアルな生活リズムについて、等身大の体験記をお届けします。
【時差が最大の味方】ハワイ長期滞在で海へ行く時間を捻出するスケジュール術
ハワイで仕事とサーフィンを両立させる最大の鍵は、ズバリ「日本との時差」にあります。ハワイと日本の時差はマイナス19時間。ハワイの朝5時は、日本の深夜0時(日付は日本が1日進んでいます)にあたります。
つまり、ハワイの早朝から昼過ぎにかけての時間帯は、日本が夜から早朝にあたるため、緊急のやり取りが発生しにくい「自分だけの時間」になるのです。この時差のおかげで、午前に家族の時間や自分の趣味の時間を存分に確保できます。
私が過ごした平日の基本スケジュールはこのような感じでした。
| 時間 | 実際の過ごし方(平日) |
|---|---|
| 5:30 | 起床 |
| 5:40 | ワイキキ周辺のランニング&筋トレ |
| 6:40 | 部屋で朝食 |
| 7:30 | 子どもの宿題確認 |
| 8:15 | コンドミニアムを出発 |
| 8:30〜12:30 | 子どもはサマースクールへ |
| 12:45 | スクールお迎え後、家族でランチ(毎日違うお店へ) |
| 14:00 | 私の仕事開始(日本時間あさ7時。メール返信やオンラインMTG)、子どもは宿題 |
| 17:45〜18:00 | ディナーの準備・外食(毎日違うお店へ) |
| 20:30〜21:30 | 仕事のメール返信・少し作業・シャワー |
| 22:00 | 就寝 |
日本時間に合わせて14:00から本格的に仕事をスタートさせるため、午前中は子どもの送り出しや家族でのランチをゆったり楽しめます。ちなみにランチは「ヘブンリー・アイランド・ライフスタイル」のオーガニックなプレートや、「グーフィー・カフェ&ダイン」のローカルフード、「オフ・ザ・フック・ポケマーケット」のフレッシュなポケ丼などを日替わりで楽しむのが毎日の日課でした。
この「ハワイの午後=日本の朝」というリズムが頭に入ってしまえば、海に入る時間をどこに組み込むべきかが自然と見えてきます。
【平日15時のサクッとサーフィン】仕事の合間にワイキキの波に乗るリアル
「平日は仕事があるからサーフィンは無理」と諦める必要はありません。今回の17日間の滞在中、私は平日の15:00から海に入った日が2日ありました。
14:00に仕事をスタートし、日本からのメール確認や緊急のタスク対応を一通り終えた15:00頃。キーボードを叩く手を一度止め、水着に着替えてボードを抱えてワイキキビーチへと駆け出します。コンドミニアムから海まで歩いてすぐという環境だからこそできる、究極の「隙間時間サーフィン」です。
午後のワイキキビーチで感じる、圧倒的な開放感
15時頃のワイキキビーチは、強い日差しが海面をキラキラと金色に照らし出しています。水温は十分に温かく、ラッシュガードとサーフパンツだけで海に入ると、ひんやりとした海水が火照った体に染み渡り、仕事で緊張していた脳が一気にほぐれていくのが分かります。
沖までパドリングで出て、振り返るとそこには力強くそびえ立つダイヤモンドヘッドと、ワイキキのホテル街の街並みが広がっています。「ついさっきまでパソコンに向かってメールを書いていたのに、今自分はハワイの海に浮かんでいるんだ」という不思議な感覚と爽快感は、ワーケーションならではの醍醐味です。
波を数本キャッチし、波の上を滑り抜けるあの感触を楽しんだら、1時間ほどでサクッと海を上がります。部屋に戻ってシャワーを浴び、再びデスクに向かう頃には気分が完全にリフレッシュされていて、その後の仕事の集中力が格段に上がりました。
【週末6時の朝イチサーフィン】静けさに包まれたワイキキで迎える最高の週末
平日の隙間サーフィンも最高ですが、本番はやっぱり週末です。週末は子どものサマースクールも仕事もお休み。土日の朝は6:00から海へ出かけました。
静寂の海と朝日に染まるダイヤモンドヘッド
朝6時のワイキキは、昼間の賑やかさが嘘のように静まり返っています。爽やかな朝風が吹き抜け、街全体がゆっくりと目を覚ましていく時間帯です。
サーフボードを抱えて砂浜に立つと、東の空から昇り始めたばかりの太陽が、ダイヤモンドヘッドの稜線をやさしいオレンジ色に染め上げています。海に入ると朝の海水は少しひんやりとしていて、肌をピリッと心地よく刺激します。
この早朝の時間帯は、ローカルサーファーや静かに波を楽しみたい人たちが数人浮いている程度で、混雑も少なく波をじっくり選ぶことができます。静かな海上で波を待つ時間、足もとを通り抜ける透明度の高い水、そして遠くに見える水平線。五感のすべてがハワイの大自然と一体になるような、贅沢なひとときです。
海上がりに家族と食べる最高の朝食
たっぷり1時間波に乗ったあと、7:00には海から上がり、部屋で待つ家族と合流します。身体を動かしてお腹がペコペコになった状態で食べる朝食は、言葉にできないほど美味しく感じられます。
週末は少し足を伸ばして「パイオニア・サルーン」までプレートランチを買いに行ったり、「フラ・グリル・ワイキキ」や「オーキッズ(ハレクラニ)」で海を眺めながらゆっくりランチを楽しんだりと、サーフィンを中心に1日が優雅に回っていく感覚がありました。
夜になれば「ミッシェルズ」で夕日を眺めながらフレンチを楽しんだり、「ルースズ・クリス・ステーキハウス」や「田中オブ東京」で賑やかにディナーを囲む。そんな充実した週末を過ごせるのも、朝イチのサーフィンで1日を気持ちよくスタートできているからこそだと実感します。
ハワイワーケーション×サーフィンを体験して感じた正直な感想
実際に「仕事」「家族との生活」「サーフィン」を組み合わせた17日間を過ごしてみて、良かった点だけでなく「ここは少し大変だったな」と感じた点もありました。これから挑戦する方の参考になるよう、正直に整理しておきます。
良かった点・満足したこと
- 時差を活かした完璧な時間活用:日本の勤務時間に合わせることで、ハワイの午前中をまるまる趣味や家族の時間に充てられる。
- 脳の劇的なリフレッシュ:仕事の合間に1時間海に入るだけで、ストレスが完全にリセットされ、業務効率が格段に上がる。
- ワイキキという立地の利便性:部屋から水着のまま海へ直行し、上がったらすぐに部屋のシャワーを浴びられるため、移動のタイムロスがほぼゼロ。
- 家族との時間を犠牲にしない:週末の朝6時サーフィンなら、7時には帰宅できるため、その後の家族でお出かけする予定に一切支障が出ない。
大変だった点・いまひとつだったこと
- 体力のペース配分が難しい:朝のランニング・筋トレから始まり、仕事、サーフィン、夜の外食まで詰め込むと、滞在後半に地味に疲れが溜まってくる。
- 波のコンディションに左右される:仕事の切り区切りが良いタイミングで海に行こうと思っても、風が強すぎたり波が小さすぎたりして諦める日もあった。
- オン・オフの切り替えの意識が必要:海から上がってすぐにパソコンに向かうため、気持ちを素早く「仕事モード」に切り替える自律心が必要。
まとめ:ハワイ長期滞在でサーフィンを無理なく楽しむためのアドバイス
今回の体験を通じて私が強く感じたのは、ハワイでのワーケーションサーフィンは**「がっつり波に乗ろうと気負いすぎないこと」**が成功のコツだということです。
「毎日何時間もサーフィンするぞ!」と意気込んでしまうと、仕事の予定や家族との予定、コンディションの良し悪しに振り回されてストレスになってしまいます。そうではなく、「週末の朝6時に1時間だけ静かな海を味わう」「平日の15時に仕事がひと段落したら、リフレッシュのために1時間だけ浮きに行く」というような、日常生活の中に自然に溶け込ませるスタイルが一番長続きし、満足度も高くなります。
自分なりのペースさえ掴んでしまえば、ハワイでの長期滞在はサーファーにとって間違いなく天国のような環境になります。仕事も、家族との思い出づくりも、大好きなサーフィンも、どれも諦める必要はありません。
これからハワイでの長期滞在やワーケーションを計画されている方は、ぜひ「週末6時&平日15時」のタイムスケジュールを試してみてください。きっと、これまでにない最高に贅沢なハワイライフが待っているはずです。
※ハワイ渡航に必要なESTAの申請や入国手続き、衛生規制などの制度面は変更されることがあります。渡航前には必ず外務省や大使館の公式サイト等で最新情報をご確認ください。
※記事内で紹介した航空券代、滞在費、飲食店での飲食代、サーフボードレンタル等の費用は時期や為替レートによって変動します。訪問前に必ず各公式サイト等で最新の価格情報を確認してください。
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