ハワイ旅行の楽しみといえば、青い海や美しいビーチはもちろん、現地ならではの美味しいグルメですよね。しかし、「せっかくハワイに来たのだから、パンケーキやバーガーだけでなく本格的な伝統料理(ハワイアンフード)を食べてみたい!」と思いつつも、カルアポークやポイといった聞き馴染みのない料理名に戸惑い、注文の仕方に悩んでいませんか?
そんなハワイアンフード初心者の方に心からおすすめしたいのが、カリヒ地区にある老舗の名店「ヘレナズ・ハワイアン・フード(Helena’s Hawaiian Food)」です。1946年の創業以来、地元民(ローカル)から世界中の旅行者にまで愛され続けているこのお店は、まさにハワイ伝統料理の聖地。今回は、ハワイのグルメ取材を重ねてきたライターの視点から、ヘレナズの魅力と初心者でも絶対に迷わない注文方法、おすすめのセットメニューを詳しく解説します。
ヘレナズ・ハワイアン・フードの基本情報
まずは、訪れる前に知っておきたいヘレナズ・ハワイアン・フードの基本情報を一覧表でご紹介します。ワイキキの中心部からは少し離れたカリヒ地区に位置していますが、レンタカーや配車アプリ(Uber/Lyft)、TheBus(公営バス)を利用してアクセス可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | ヘレナズ・ハワイアン・フード(Helena’s Hawaiian Food) |
| エリア | ホノルル・カリヒ地区(North King St近く、ノース・カリヒ・ストリート沿い) |
| ジャンル | 伝統ハワイ料理(ハワイアンフード) |
| 使える時間帯 | ランチ〜早めのディナー(※営業時間は変更されやすいため訪問前に必ず確認してください) |
| お店の雰囲気 | 飾らないアットホームな老舗食堂。ローカル感漂う温かな空間 |
| 予約の要否 | 基本的には予約不可(ウォークイン優先・並ぶ前提での訪問がおすすめ) |
| ワイキキからのアクセス | 車や配車サービスで約20〜30分程度 / TheBus利用で約40〜50分程度 |
ヘレナズ・ハワイアン・フードは、ハワイの食文化に貢献したとして全米規模の権威ある食の賞を受賞した実績を持つ名店です。観光地の華やかなレストランとは一味違う、素朴で温かいローカルの空気を存分に感じられる場所です。
ハワイ伝統料理の初心者でも大丈夫!ヘレナズでの注文方法
アラカルトのメニュー表を見ると、「Poi(ポイ)」「Kalua Pig(カルアピッグ/カルアポーク)」「Lomi Salmon(ロミサーモン)」「Pipikaula(ピピカウラ)」といった聞き慣れない言葉が並んでおり、どれをどのくらいの量で頼めばよいのか困ってしまうことも少なくありません。
しかし、ご安心ください!ヘレナズ・ハワイアン・フードには、初心者に最適なコンボメニュー(セットメニュー)が用意されています。
迷ったらコレ!アルファベットで選べるセットメニュー
店内のメニューには、Menu A、Menu B、Menu C、Menu Dといったアルファベット表記のコンボセットが記載されています。これらは、ヘレナズを代表する人気料理がバランスよく少量ずつ組み合わされた、まさに「ハワイアンフードのオールスタープレート」です。
代表的なセットには、以下のような定番料理が含まれています。
- 主食(ポイまたはライス):ハワイ伝統のタロイモペースト「ポイ」か、白米(ライス)を選択できます。初めてでポイの味が不安な方はライス、伝統の味に挑戦したい方はポイを選びましょう。
- メイン料理:看板メニューである「ピピカウラ(ショートリブ)」や「カルアポーク」「ラウラウ(豚肉や魚をタロイモの葉とティーリーフで包んで蒸した料理)」などがセットに含まれます。
- サイドディッシュ:みずみずしい「ロミサーモン」や「マカロニサラダ」、口直し用の「生の玉ねぎ(ハワイアンソルト添え)」などがセットについてきます。
単品(アラカルト)で1品ずつ選ぶよりも、セットメニューを注文するほうが圧倒的にスムーズで、ハワイアンフードの様々な味覚を一度に体験できます。2人以上で訪れる場合は、異なるアルファベットのセットを頼んでシェアするのも非常におすすめです。

※雰囲気を伝えるためのイメージ画像(AI生成)です。実際の店舗写真はGoogleマップでご覧ください。
絶対食べたい!ヘレナズの名物・人気メニュー3選
ここからは、ヘレナズ・ハワイアン・フードを訪れたら絶対に外せない、代表的な人気メニューを3つピックアップして、その味わいや魅力、美味しい食べ方を詳しく解説します。
1. ピピカウラ(Pipikaula / ハワイアン・スタイル・ショートリブ)
ヘレナズの代名詞とも言える一番人気メニューが、この「ピピカウラ」です。ピピカウラとは、ハワイ語で「干し牛肉」を意味する伝統料理ですが、ヘレナズのピピカウラは独自の工夫が施されています。タレに漬け込んで風に晒し、旨味を凝縮させた牛ショートリブ(骨付きバラ肉)を、注文を受けてから香ばしく焼き上げて提供してくれます。
【味の特徴と食べ方】
一口かぶりつくと、表面はカリッと香ばしく、内側からはじゅわっと濃厚な牛肉の旨味と肉汁が溢れ出します。醤油やニンニクをベースとした絶妙な塩気のタレがしっかり染み込んでおり、日本人の口にも非常に合います。骨の周りのお肉が特に旨味が強いため、手で持って豪快にかぶりつくのがヘレナズ流の正しい食べ方。香ばしいお肉の塩気が、白米やポイの甘みを最大限に引き立ててくれます。

※雰囲気を伝えるためのイメージ画像(AI生成)です。実際の店舗写真はGoogleマップでご覧ください。
2. カルアポーク(Kalua Pork / 豚肉の蒸し焼き)
ハワイの伝統的な宴会「ルアウ」には欠かせないメインディッシュが「カルアポーク(カルアピッグ)」です。伝統的には「イム」と呼ばれる地中のオーブンで、タロイモの葉などに包んだ豚肉をじっくり時間をかけて燻製蒸し焼きにする料理です。
【味の特徴と食べ方】
ヘレナズのカルアポークは、口に入れるとホロホロと解けるほど柔らかく、スモーキーな燻製の香りと豚肉本来のジューシーな甘みが広がります。味付けは非常にシンプルで、ハワイアンソルトの優しい塩味が効いています。そのまま食べるのはもちろん、主食のポイやライスの上にのせて一緒に味わうと、豚肉の塩気がマイルドになり最高のハーモニーを生み出します。セットに添えられている生オニオン(塩をつけて食べる)を合間に噛むと、お口の中が爽やかになり、最後まで飽きずに楽しめます。
3. ポイ(Poi)とロミサーモン(Lomi Salmon)
ハワイアンフードを語る上で絶対に外せないのが、古代ハワイアンからの主食である「ポイ」と、絶品サイドディッシュの「ロミサーモン」です。
【味の特徴と食べ方】
「ポイ」は蒸したタロイモをすりつぶし、水を加えて発酵させたペースト状の食べ物です。独特の紫色をしており、一口食べるとほのかな酸味とタロイモの自然な風味が広がります。「初めて食べると味が無かったり酸っぱく感じたりして驚く」という声も多いですが、実は食べ方にコツがあります。ポイは単体で食べるのではなく、塩味の強い「ピピカウラ」や「カルアポーク」と一緒に口に含むのが本場のスタイル。お肉の強い塩気とポイの優しい酸味が合わさることで、まろやかで奥深い味わいに変化します。
一方の「ロミサーモン」は、生サーモン、トマト、玉ねぎをサイコロ状に刻み、塩で揉み込んだ(ロミ=揉む)爽やかなサラダです。トマトの酸味と玉ねぎのシャキシャキ感が、肉料理のコクをさっぱりとリセットしてくれます。
現地で困らない!ヘレナズ利用のコツと実用情報
現地を訪れた際に慌てないよう、混雑状況や支払いルールなど、知っておくべき実用的なポイントをまとめました。
1. 混雑する時間帯と待ち時間の目安
ヘレナズは地元客と観光客の双方から絶大な人気を誇るため、ランチタイム(11:30〜13:30頃)は連日長蛇の列ができます。待ち時間が30分〜1時間以上になることも珍しくありません。
混雑を避けるなら、開店直後の時間帯か、ピークを過ぎた遅めのランチ時間(14:00以降)の訪問が狙い目です。また、テイクアウト(To Go)で購入して近くの公園やビーチで食べるのも賢い選択肢です。
2. 支払い方法とチップ(重要!)
最も注意したいのが支払い方法です。ヘレナズ・ハワイアン・フードは「現金決済のみ(Cash Only)」となっています。クレジットカードや電子マネーは利用できませんので、必ず十分な現金(米ドル)を用意して訪問してください。
また、テーブルサービスのお店ですので、食後は料理代金の15%〜20%程度のチップを現金でテーブルに残すか、会計時にまとめて支払うのがマナーです。
3. 駐車場と周辺環境
店舗の裏手に専用駐車場が数台分用意されていますが、スペースが限られているためすぐに満車になります。周辺の道路状況やパーキングの利用には注意が必要です。運転に慣れていない方や駐車場の心配を避けたい方は、配車アプリ(UberやLyft)を利用するとスムーズにアクセスできます。
4. 子連れ・ファミリーでの利用
店内はアットホームな老舗食堂の雰囲気で、ローカルのファミリー客も多く訪れます。子供連れでも温かく迎えてくれますが、店内通路はそれほど広くありません。ベビーカーで移動する場合は折りたたんで入店するとスムーズです。子供には癖の少ない白米(ライス)やカルアポーク、マカロニサラダが食べやすくて好評です。

※雰囲気を伝えるためのイメージ画像(AI生成)です。実際の店舗写真はGoogleマップでご覧ください。
ハワイ旅行の前に確認しておきたい注意事項
ハワイへの渡航や観光には、時期によってさまざまな手続きや規則が関係してきます。アメリカ渡航に必要な「ESTA(電子渡航認証システム)」の申請手続きや、入国規制などは変更される可能性があるため、必ず渡航前に外務省や大使館の最新情報を確認してください。
また、お店の営業時間、定休日、メニューの価格、為替レートなども時期によって変動します。予算の目安を立てる際は、1人あたり$20〜$35程度(チップ別)を見ておくと安心ですが、訪問前に必ずGoogleマップや店舗の公式情報で最新データをご確認ください。
ヘレナズ・ハワイアン・フードはこんな人におすすめ/向かない人
ヘレナズの魅力を踏まえ、どのような旅行者にピッタリなのか、逆にどのような方には向いていないのかを整理しました。
- こんな人におすすめ:
- ハワイの伝統的な食文化やローカルの歴史を体感してみたい人
- カルアポークやピピカウラなど、本物のハワイアンフードを味わいたい人
- ワイキキのリゾート感とは一味違う、ローカル感あふれる名店を訪れたい人
- セットメニューで少しずつ色々な料理を試してみたいハワイアンフード初心者
- こんな人には向かない人:
- オーシャンビューの景色や、おしゃれで洗練された高級感を重視したい人
- 現金を持ち歩きたくない人、クレジットカードのみで支払いたい人
- 行列に並ぶ時間がなく、サクッと食事を済ませたい人
- 発酵食品(ポイなど)や伝統料理の独特な風味が極端に苦手な人
まとめ:ヘレナズでハワイの「本物の味」と文化を堪能しよう
ヘレナズ・ハワイアン・フード(Helena’s Hawaiian Food)は、単に美味しい食事を提供するだけでなく、ハワイという土地が育んできた歴史や温かいアロハスピリットを五感で体験できる特別な場所です。
一見すると注文のハードルが高そうに見える伝統料理ですが、コンボメニュー(セットメニュー)を選べば初心者でも安心して本場の味を楽しめます。香ばしいピピカウラと、ホロホロのカルアポーク、そしてポイの組み合わせは、一度ハマると忘れられないハワイの思い出になるはずです。次のハワイ旅行ではぜひカリヒまで足を延ばし、代々受け継がれてきた伝統の味を満喫してみてくださいね!
公式サイトはこちら
ヘレナズ・ハワイアン・フード(Helena’s Hawaiian Food)の営業時間・メニュー・価格は変更されることがあります。訪問前に必ずGoogleマップや公式サイトで最新の情報をご確認ください。
